信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

定時制・通信制 現行の23校を14校へ
2006年3月31日掲載

 定時制・通信制の23校(募集停止した須坂と岡谷工業を含む)は、多部制・単位制4校を含む14校に再編する。第1通学区で、坂城ではなく屋代南を多部制・単位制に転換するとしたことから、上田の定時制は存続することにした。
 第1通学区は、長野吉田(戸隠分校)、長野商業、篠ノ井の定時制、長野西の通信制を、多部制・単位制に転換する屋代南に統合する。第2通学区では、上田千曲の定時制を屋代南に統合する。
 第3通学区では、上伊那農業の定時制を、多部制・単位制に転換する箕輪工業に統合。また、全日制の統合に合わせ、飯田長姫と飯田工業の定時制も統合する。校舎は飯田工業を使用する。
 第4通学区は、松本工業の定時制を多部制・単位制に転換する松本筑摩に統合する。松本筑摩の通信制は残す。
 長野西の通信制と第4通学区を除く統合は2008年度に実施。長野西の通信制は屋代南の在校生の卒業を待って2010年度に統合、松本工業の定時制は07年度に統合する。このほかの定時制は現状維持とする。


<前の記事 どうする高校改革 トップ 次の記事>

掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます。
Copyright© 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun