信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

県立高再編「予定通り」 県教育委員長 代表質問答弁
2006年3月 1日掲載

 県会定例会代表質問で28日、松田泰俊県教育委員長は県立高校の再編について「本年度末までに実施計画を策定し、2007年度(入試)から新しい募集をスタートしたい」と述べ、当初のスケジュール通りに進める考えをあらためて示した。自民党県議団の平野成基幹事長、県民クラブ・公明の宮沢敏文会長の質問に答えた。
 両氏が「なぜこれほど再編を急ぐのか」(平野氏)などとただしたのに対し、松田委員長は「1日も早く活力ある高校を構築し、生徒の皆さんにその学校で学んでもらいたい」と説明。実施計画策定後も県民への説明に力を入れ「意見を聞きながら細部を詰め、理解をいただいていきたい」と述べた。
 本会議前の議会運営委員会では、田中知事の元後援会幹部による「働き掛け」問題などを調査した県会調査特別委員会(百条委員会)の委員長報告と採決を、3月2日の本会議で行うことを決めた。


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