信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

再編に高校生の声を 来月松本地区で全県集会
2006年2月 5日掲載

 県立高校再編に高校生の声を反映させようと、上伊那地方や岡谷市、長野市、塩尻市内の9校の高校生20人余が4日、岡谷市の岡谷南高校に集まって話し合い、3月5日に松本地区で全県高校生集会を開くと決めた。集会は、昨年10月に伊那市で開いたのに続き2回目。高校再編の実施計画の策定に入る県教委の担当者を招き、生徒たちが質問や要望をする。
 この日参加した生徒を中心に集会の実行委員会を組織。ポスターを作るなどして県内の全高校に参加を呼び掛ける。
 この日は、統合対象校の生徒が行っている署名などの活動を報告、集会での質問項目なども検討した。実行委員長で、開催を発案した伊那北高2年の西永香奈子さん(17)は「反対を訴えるだけの集会ではない。県教委の担当者から納得のいく説明を聞きたいし、高校生の意見を取り入れてもらいたい。最初の集会以降、確実に高校生の関心は高まっているので、さらに大きな力にしていきたい」と話していた。


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