信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

抗議文書を県教委に提出 野沢南の保護者ら
2006年1月14日掲載

 「野沢南高校全日制・定時制を守り発展させる会」(岩岡孝会長)は13日、第2通学区(東信)高校改革プラン推進委員会が野沢南高校(佐久市)の多部制・単位制転換を投票で決めたことに抗議する文書を県教委に提出した。
 抗議書は飯島俊勝・同推進委委員長あて。三浦大助佐久市長と同会の連名で、「どのような多部制・単位制が求められているのか」といった基本的な観点が委員会の論議に欠如している―と指摘。9日の推進委での投票について「承服できるものではない」とした。
 抗議書を提出した同会メンバーは「議論を1年でも2年でも延ばしてほしい」と求めた。これに対し米沢修一県教育次長は「人が集まっている高校だから、やり方によっては多部制・単位制にふさわしいと思う」と述べた。


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