信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

第4通学区推進委7回目会合 木曽の課題議論
2005年9月 9日掲載

 第4通学区(中信)の高校改革プラン推進委員会は8日、第7回会合を松本市内で開いた。県教育委員会が再編案で、木曽高校(木曽福島町)を木曽山林高校(同)に統合していく―とした木曽地域(第10区)の課題を中心に話し合った。

 県教委側は、同地域の生徒数の減少や両校間の距離(2・6キロ)など2校の統合案を示すに至った経緯をデータとともに説明。委員からは「木曽地域には普通科が少ない。生徒のニーズに合っているのか」「木曽山林高と県林業大学校(同町)の教育面での連携を進めてはどうか」といった意見や提案があった。

 同委員会は今回から、通学区内を旧通学区の区分に準じた3区に分け、個別の論議に入った。


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