北アルプス広域連合や大北地域の県立４高校の同窓会、ＰＴＡなどは８日、県教委を訪れ、宮沢脩・県教育委員長、中条利治・高校改革プラン第４通学区推進委員長に対して４校存続を求める決議書を提出した。
県教委の高校再編案は、大町と大町北を統合し、大町の校地・校舎を利用する内容。決議書は再編案が「大都市部への高校進学を助長する」とし、県民の理解が十分得られる推進委での協議と、４校存続を求めている。
決議書は同広域連合などが３日に開いた緊急集会で採択した。
広域連合長の腰原愛正・大町市長は決議書の提出後、「少子化は分かっているが、（校舎を残して統合する）ジョイント高校を考えるなど、いろいろな方法がある」と述べた。
