信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

木曽高PTAが臨時総会 存続で署名活動へ
2005年7月 4日掲載

 木曽福島町の木曽高校のPTAは2日夜、臨時総会を町内の同校体育館で行い、木曽郡内唯一の普通科高校として木曽高校を存続させる署名運動に取り組むことを決めた。

 保護者約160人が参加。PTA役員が、木曽高校を木曽山林高校に統合させるとする県教委の高校再編案が提案された経過などを報告した。

 保護者からは「(両校が統合されると)就職と進学が一緒になることで、それぞれの良さが失われないか」といった不安や、「都市部から子どもが流入するような学校づくりに取り組んでほしい」との注文も出た。また、「在校生にもしっかり意見を出させてほしい」との声もあった。

 今後の方針として、地元の声に耳を傾けるよう高校改革プラン推進委員会に要請するとともに、木曽高校存続に賛同を求める署名活動を進めることを確認した。郡内の各町村議会に同校存続を求める陳情も行う。


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