信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

多部・単位制、転換せねば4減 県教委
2005年7月 2日掲載

 県教委の県立高校再編案について、松沢睦司・県教育長職務代理者(教育次長)は1日の県会一般質問で「仮に多部制・単位制高校を設置しない場合、定時制は現状通りだが、(再編案で多部制・単位制に転換予定の校数と同じ)4校を減ずる(廃止する)必要がある」と述べた。宮川速雄氏(あおぞら)の質問に答えた。

 再編案では全日制を転換したり、定時制や通信制を統合したりして4通学区ごとに1校ずつ多部制・単位制高校を設置。全日制は89校を75校に再編し、県立高校は通学区ごとに設けた多部制・単位制高校4校と合わせ79校とする。

 多部制・単位制高校は、不登校経験者など多様化している生徒に合わせ、午前、午後、夜間など生徒が希望する時間帯を選択でき、3年以上の在籍で必要な単位を取得すれば卒業できる。


<前の記事 どうする高校改革 トップ 次の記事>

掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます。
Copyright© 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun