信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

犀峡高校を支援する会、存続求める要望書―提出
2005年6月25日掲載

 犀峡高校(信州新町)の同窓会やPTAなどでつくる「犀峡高校を支援する会」(中村尚夫会長)は24日、同校の存続を求める要望書を、県教育委員会や県議会などに提出した。

 要望書は、本年度の入学者が前年度より8人増えたことや、国体に出場しているカヌー部育成に力を入れていることなどを挙げて、同校の存続を要請している。中村靖・信州新町長は「魅力ある高校づくりに力を入れてきた成果が出始めたところで廃校になっては努力が無になる。地域の声を十分聞いていただきたい」と話した。

 松沢睦司・県教育長職務代理者(教育次長)は「要望書のことも踏まえ、よく論議して、年度内に実施計画を出したい」と述べた。


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