どうする高校改革

　第４通学区全体では、中学卒業者の減少で２０１９年の募集学級数は現在より１０程度減る。減少率が最も大きい木曽地域の中学卒業者は０５年度の６０％程度、募集学級数も４学級ほど減少する。このため、ともに木曽郡木曽福島町内で比較的近接している木曽と木曽山林を統合し、木曽山林が培ってきた林業に関する専門教育をさらに充実、発展させていく。

　松本筑摩には既に昼間定時制、夜間定時制、通信制があり、単位制も実施しているため、全日制を廃止して新たに多部制・単位制の独立校とし、通学区内の定時制・通信制の中心校として充実させる。

　大北地域では全４校の小規模化が懸念される。一定規模の生徒を確保し、活力ある学校づくりを進めるため、近接距離にある大町と大町北を統合する。ＪＲ大町駅からの距離など、地理的条件を考慮し、大町を統合後の校舎、校地とする。

　総合学科は既に塩尻志学館に設置されているため、当面は新たに転換する必要はない。