信濃毎日新聞ニュース特集「2007県議選」
憲法九条でアンケート 茅野市の会が立候補予定者に
2007年3月 9日掲載

 茅野市九条の会は8日、4月8日投開票の県議選茅野市・富士見町・原村区(定数2)の立候補予定者に対し、憲法九条に対する考えを問う公開アンケートを行うと発表した。改憲に向けた動きが強まる中、候補予定者の回答を公表し、有権者に投票の判断材料にしてもらう初の試み。4月22日投開票の茅野市長選、市議選でも同様に実施する予定という。
 県議選でのアンケートは、これまで同区で立候補を表明している新人4人に既に用紙を配布。九条改正に対する考えを「賛成」「反対」「その他」の選択肢で尋ね、その理由を200字以内の文章で回答するよう求めている。回答期限は17日。告示日(30日)までに同会の会報などで公表する。
 同会の伊藤正陽事務局長=同市米沢=は「政策で候補を選ぶ選挙になってほしい」と話している。


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