飯田市は18日、7月の豪雨による市内の公共施設や農地などの被害総額が2億3100万円余に上った、と発表した。
市建設部によると、被害額は公共土木施設が20カ所で計1億4600万円。農地、農業用施設が4カ所で計1000万円。道路、河川などの単独災害が207カ所、計7500万円。
このうち、山本地区の中央道では、側道下斜面が崩落して5000万円の被害。丸山町のかざこし子どもの森公園、風越山麓(ろく)公園でもそれぞれ斜面が崩れるなどして、計1400万円の被害が出た。
市は、9月定例市議会で復旧のための補正予算案を提出する方針。