長野地方気象台は1日、県内の7月の天気についてまとめた。梅雨末期に記録的な大雨となって大きな災害が発生したと特徴付けた。
月降水量は、諏訪が506・5ミリ(平年比255%)、松本が366・5ミリ(同276%)で、7月としてそれぞれ観測開始以来の最多を記録。県内の25カ所のアメダス観測点でも最多となり、中でも伊那は598ミリで平年比で354%も降った。
長野(298・0ミリ、平年比217%)は歴代2位、飯田(477・5ミリ、同225%)と、軽井沢(394・5ミリ、同213%)は歴代3位だった。
月平均気温は平年並みか平年より低く、月日照時間は平年よりかなり少なかった。