飯田市座光寺の天竜川河川敷にある座光寺マレットゴルフ場が7月の豪雨でコースの一部流失といった被害に遭い、30日、座光寺マレットゴルフ愛好会や座光寺商工会の会員らが復旧に向け、流木の片付けなどの作業を始めた=写真。
計36ホールが整備されていたが、19日の天竜川増水で、最も川寄りの9ホールが水流で削り取られて流された。ほかに、大きな穴が開いたり川の石が散乱するなどで4ホールが再使用は不可能な状態になった。
30日は約70人が出て、重機も4台使ってコース内に散乱した流木やごみなどを集めて焼いたり、流れ込んだ土砂を取り除いたりした。愛好会の大平秀雄会長は「皆さんの協力も得ながら、残ったホールに新たに4ホールを造成、計27ホールにして、お盆前に何とか復旧できるように頑張る」と話していた。