富士見町災害対策本部は31日、豪雨による町内の被害状況をまとめた。同日午前9時半現在で、道路や河川などの公共施設、住宅や農地などの私有物を合わせた被害総額は1億5090万円に上った。
公共施設は、道路の路面陥没やのり面崩落などが38カ所、護岸が削られるなどした河川や水路は30カ所で計1億4660万円。私有物は、床下浸水3戸など住宅被害が6カ所で計260万円。土砂が流入するなどの農地被害が6カ所で計60万円となっている。同本部は梅雨明けを受け、31日午前9時半に解散した。
茅野市水害・土砂災害対策本部も同日、31日現在の農地や道路、公共施設などの被害額をまとめた。総額3億2985万円で、23日現在の発表より1億1000万円余増えた。同本部もこの日、解散した。