信濃毎日新聞ニュース特集

大雨被害

須坂市に3万円 豪雨災害義援金 花火大会実行委
2006年7月29日(10:18)

 須坂市で23日夜に行われた花火大会「蔵の町須坂花火の夕べ」の実行委員会は26日、大会会場で募った豪雨災害の義援金3万1101円を須坂市に寄付した。市は義援金を被災者支援や防災対策に役立てる。
 須坂市では、19日までの降雨で千曲川河川敷の果樹園が冠水し、農業被害額が4億6000万円と見込まれている。住宅の床下浸水は4棟、工場や物置などの床上・床下浸水が10棟に上った。
 実行委は、会場となった百々川緑地の2カ所に募金箱を設置し、花火客に協力を呼び掛けた。義援金を三木正夫市長に手渡した実行委員長の広田宏・須坂商工会議所会頭は「市民の皆さんから寄せられたお金を支援に役立ててほしい」と話していた。


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