信濃毎日新聞ニュース特集

大雨被害

小学生におどり発表の場を 伊那まつり中止で市長
2006年7月29日(10:07)

 8月5、6日の「伊那まつり」の中止決定をめぐり、伊那市の小坂樫男市長(伊那まつり会長)は28日、初日の市民おどりに向けて熱心に練習してきた児童らに発表の機会を設ける方向で早急に検討する意向を示した。保護者から、まつりに代わる発表の機会を求める声が市役所に寄せられているためだ。
 まつり初日に予定していた今年の市民おどりには、88連、計約6600人が参加する予定だった。伊那、伊那東の両小学校からそれぞれ約250人、地区の子供連も多数参加を予定していた。
 また、6日夜に予定していた花火大会について、まつり実行委員会の花火委員会はこの日、伊那商工会館で開いた会合で、時期をずらして開催する方針を全会一致で確認した。開催時期はこれから調整するものの、9月以降になる見通し。規模は変えずに約7000発を打ち上げる計画だ。


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