信濃毎日新聞ニュース特集

大雨被害

飯田市は「差し迫った危険なし」 ヘリで視察
2006年7月27日(09:15)

 飯田市は26日、豪雨による市内の被災現場や危険地域について自衛隊ヘリコプターによる確認調査を行った。松川入地区や上村、南信濃地域など東西の山沿いを中心に上空から目視で確認、いずれも「差し迫った危険性はない」とした。
 ヘリには市から小木曽博人助役、向山静雄危機管理部長ら5人が搭乗し、1時間20分にわたり調査した。その結果、市西部の松川入地区、野底山周辺地域の山腹に新たに数カ所の小規模な土砂崩落を発見。崩落による林道や河川への影響はないという。
 このほか、既に地上から確認している林道ののり面の崩壊現場7カ所と、上村程野地区の住宅地から約400メートルの土砂崩落現場も調査。いずれも、当面は危険な状態ではないという。


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