信濃毎日新聞ニュース特集

大雨被害

国道20号・153号通行止め 交通への影響続く
2006年7月20日(15:23)

 豪雨被害の交通への影響は20日も残り、正午現在、JRは中央東線が塩尻−小淵沢と塩尻−岡谷間、中央西線が塩尻−南木曽間、飯山線が豊野−十日町間、小海線が小海−小淵沢間、飯田線が伊那新町−辰野間で、それぞれ上下線とも始発から運転を見合わせている。
 高速道は同日正午現在、中央道岡谷ジャンクション−駒ケ根インター間が通行止め。一般国道は諏訪市の20号、上伊那郡辰野町の153号などで通行止めが続いている。国道20号が諏訪市内で不通のため、中日本高速道路は同日午前11時から、岡谷−諏訪インター間に限り無料で通行できるようにした。
 中部電力によると正午現在、大雨で電柱が倒れるなどして7市町村の約140戸で停電している。県教委によると、20日に休校した県内の小学校は諏訪地方を中心に8校、中学校は6校、高校は16校。
 一方、財務省長野財務事務所と日銀松本支店は20日までに、岡谷市、諏訪市、諏訪郡下諏訪町の被災者が預金証書や通帳を紛失した場合、預金者と確認されれば払い戻しに応じ、場合によっては定期預金の期限前払い戻しをするなどの便宜を図るよう県内の金融機関に要請した。届け出印を紛失した預金者には母印で応じたり、汚れた紙幣を引き換えることなども求めている。


<前の記事 大雨被害 トップ 次の記事>

掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます。
Copyright© 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun