土砂災害の警戒や冠水などで道路網がまひし、公共交通機関の運行も大きく乱れ、諏訪や上伊那地方の施設やホテルなどで足止めされた宿泊者が相次いだ。 国立信州高遠青少年自然の家(伊那市)では取り付け道路が崩れたため、2泊3日で19日に帰る予定だった千葉県四街道市立中央小学校の6年生と教員計100人が帰れなくなった。 ホテル紅や(諏訪市)には、前夜からの宿泊客約40人が、チェックアウトできずそのまま連泊する事態に。新規宿泊客の受け入れも断らざるを得なかったという。