8月の知事選で田中知事以外の候補擁立を目指す「新長野県政連絡協議会」(代表・永田恒治弁護士)は11日、松本市内で会合を開いた。告示1カ月前の6月20日まで、「輝く明日の長野県を考える会」(代表世話人・近藤光連合長野会長ら)や政党間の調整による統一候補擁立の動きに協力する方針を確認した。
永田代表は「それまでに統一候補の擁立ができないなら見放さざるをえない」と述べ、20日までに具体化しない場合は独自に候補擁立を目指す考えを示した。
中信や北信などの複数の団体でつくる同協議会は、4日に総務省調整課長の務台俊介氏(49)の擁立を断念したが、この日の会合では「もう一度(務台氏に)要請すべきだ」との意見も出た。