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信毎の本ガイド

Shinshu

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美術書・写真集 松本市出身の写真家・吉村和敏さんが2年間かけて撮りためた「信州」の風景写真集。ポストカードなどにありがちな“美しい”風景ではなく、ふだん、余りに身近すぎて、何気なく見過ごしている風景ばかり131枚を収録しています。

吉村さんは1967年松本市生まれ。県立田川高校卒業後、印刷会社勤務を経て、1年間のカナダ暮らしをきっかけに写真家としてデビュー。東京を拠点に世界各国を巡る旅を続けながら、意欲的な撮影活動を行っています。
数年前から独自の視点でとらえた日本風景の撮影を行っており、本書は生まれ故郷信州と向き合った、初めてのモノクローム写真集。



読者レビュー(4件)
豊川市;83歳男性さん(2011年12月16日 11:01) 評価:

大判カメラ使用とのこと、すばらしき1冊です。古い看板から新しい車、時の流れがよくわかります。すばらしい本です(愛読者カードより)


神戸市・女性さん(2011年10月28日 15:23) 評価:

金色のタイトル文字がステキです。本書ページ内の“墨色”タイトルも美しいです。信州らしい?色味をなくして、モノトーンで表現されたお写真は、なぜかかえって記憶にハッキリと残りました。目の前に写真集がなくても、次々と頭の中に、心の奥に、作品がよみがえり、繰り返し味わうことができます。ふしぎですね。そして、もしもその場にいたら、どんなカラーが広がっていたのかしら…と想像してみる余力があります。そうすることも楽しいです。
「千曲川沿いの家並み」、懐かしい風景とよく似ています。このような川沿いをよく歩いていました。野焼きの煙、パチパチとする音や匂いが感じられそうです。農作物や果樹園の光景、働く人々、巨木、歴史ある建物、火の見やぐら、古い小屋や看板、どちらも絵になり、思い出ともつながります。「しまむら」もイイですね。町角のふだんの風景も味わい深いです。出版してくださりありがとうございました。大切に、大事にさせていただきます(愛読者カードより)。


千歳市・53歳男性さん(2011年10月27日 11:25) 評価:

色を排除したモノクロの作品ならではの美しさというものが確かにあるものだと再認識しました。おそらくは30年後ぐらいにこの写真集を見る人たちの方が、より深い感動と作者への感謝を抱くことになるでしょう。デジタルデータの時代に、あえて銀塩で残した記録にも深い意味があると思います(愛読者カードより)。


瑠璃夏さん(2011年10月27日 11:03) 評価:★★★★★

帯のコピーがいいです。確かに「誰も気づいていない」風景でした。「見ていない」のではなく、気づいていないのですね。そして1章の扉文、くすっと笑って、納得。
モノクロに適した被写体って、あるのだなぁとつくづく思いました。構図の見事さは天性のものですね。どこを「捨てるか」の潔さ、というか。
ふるさとを離れていたからこそ見える、ふるさとの温かさ。なぜぬくもりを感じたのか−。人を信じる気持ちがふつうにある、信州のまっとうな「暮らしの気配」を捉えているからです。「後ろ姿」は哀愁と愛嬌があっていいですね。
モノクロームはカラー以上に、色彩豊かで、雄弁でした。いい写真集です。そして、文章も見事。詩的で柔らかく、うまいなぁと感心しました。



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