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信毎の本ガイド

ホタルと暮らす ゲンジボタルその不思議な一生

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自然・科学  県内各地でゲンジボタル復活のための活動が盛んです。幻想的で懐かしいホタルの光があちこちで見られるのはうれしいことです。ホタルの季節が待たれます。
 ホタルが激減した頃と比べると、ホタル生息地も増えてきました。しかし、ごく当たり前にホタルが飛んでいた昔とは違い、どこかで人の手が加えられている生息地が多いのは否めません。
 本書は、長野県在住のホタル研究者・三石暉弥さんが、親しみやすい文章と、三十余年のホタル研究のなかで撮りためた選りすぐりの写真によって、ゲンジボタルの一生をわかりやすく解説しています。
 ホタルの保護や復活を通じて豊かなまちづくりを提言してきた三石さんらしく、関心が高まっているゲンジボタルの幼虫の飼育の仕方、ホタルに優しい水路の造成・保全方法も紹介。著者独自のホタル水路の造成に関する環境診断シート、さらには県内に生息するホタルを全種類、全県を対象にしたホタルマップも掲載しました。
 また、日本で最も高い標高地に生息し「奇跡の光」と言われる志賀高原石の湯のゲンジボタル(国天然記念物)の生態データも収録。2010年7月には、石の湯のホタルの観察会を含めた第43回全国ホタル研究会・志賀高原大会が山ノ内町で開かれ、全国の注目を集めています。
 「もともとごく普通の虫として認識されていたゲンジボタルが、今や珍重すべき生物の代表種に変わってしまったのはなぜか。まずホタルを理解することが、自然や周りの環境を理解することにつながっていくのです」と三石さん。“ホタルの三石先生”とも呼ばれる著者の集大成。なんともぜいたくなホタル本の決定版です。



読者レビュー(3件)
愛知県・81歳男性さん(2012年05月30日 12:01) 評価:

非常によく研究されていて、わかりやすい本です(愛読者カードより)。


長野市・78歳男性さん(2011年03月07日 10:46) 評価:

ホタルの集大成ともいうべき本です。参考書として買いましたが、なかなか興味津津たる内容があり、面白い。三石先生のご努力に改めて感謝します(愛読者カードより)。


伊那市・75歳男性さん(2011年03月07日 10:38) 評価:

さすが三石先生。専門家はすごい。私たちの地元の川も載っており、うれしくなって会員皆で読むよう、二冊も買いました。飼育の参考にもなります(愛読者カードより)。



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