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信毎の本ガイド

脚本家という生き方

日本図書館協会選定図書
脚本家という生き方

文芸・評論・エッセー 日本図書館協会選定図書 どうすれば脚本家になれるのだろう。
脚本家とはどういう人間で、どんなふうに仕事をしているのだろう。
多くの人々にとって、謎に包まれている部分だろう。
(以上、まえがきより)

著者の小林雄次さんは長野市出身。20代の若さながら、大人から子供までおなじみの『ウルトラマン』シリーズ、コアなファンを持つ特撮ドラマ『牙狼<GARO>』、さらにNHKの『中学生日記』や土曜ドラマ『監査法人』(2008年)など幅広いジャンルで活躍している注目の若手脚本家です。
既にドラマのノベライズ(小説版)などで著書がある著者ですが、本書は初の書き下ろしエッセイ。ドラマや映画では欠かせない役割ながら、その存在が注目されにくい脚本家という仕事について、著者の生い立ちや経験をたどりながら紹介。特に雨宮慶太、実相寺昭雄という特撮界の両巨匠とのドラマ制作エピソードは、特撮ファンは必読です。

本書では、著者のエッセイに加え、交流があるクリエーター4人との特別対談も収録しました。八木毅さん(映画監督)、梶研吾さん(監督・演出家)、唐橋充さん(俳優・デザイナー)、太田愛さん(脚本家)は、いずれも特撮を中心に活躍する第一線の皆さん。脚本論、創作論、ドラマ論などについて意見を交わします。
さらに特典として、著者が担当したウルトラシリーズ3本の脚本も再録しました。シナリオだけで物語を味わうのもよし、DVDや再放送の際に併せて見比べるのもよし。作品を観る楽しさが広がります。映像化前のあらすじである「プロット」も2本収録しており、脚本家を目指す人には貴重な資料となるでしょう。

なお、本書の装丁・イラストは「仮面ライダー555」で注目を浴び、本書対談でも登場する唐橋充さんが担当しました。

【収録シナリオ】
 ○ウルトラQ 〜dark fantasy〜 「レンズ越しの恋」
 ○ウルトラマンマックス 「星座泥棒」
 ○ウルトラマンメビウス 「群青の光と影」

【収録プロット】
 ○サザエさん 「わが家の台風騒動記」
 ○牙狼<GARO> 「魔弾」

ウェブサイト「小林雄次のシナリオランド」
http://www.kobayashiyuji.com/
著者ブログ「『脚本家という生き方』と共に歩む生き方」
http://ameblo.jp/kyakuhonka/

●信毎本紙掲載記事より---------------
<「脚本家という生き方」出版 長野出身の小林さん>

 ウルトラマンシリーズなどの特撮やドラマの脚本を手掛ける長野市出身の小林雄次さん(29)が、初のエッセー「脚本家という生き方」(信濃毎日新聞社刊)を出版した。内にこもりがちだった幼少期から、もの書きを志した高校時代を経て上京、数々の出会いの中で世界を広げてきた過程をつづっている。

 小林さんは長野日大高校卒業まで長野市で過ごし、日大芸術学部在学中にラジオドラマのシナリオでデビュー。以来、アニメ「サザエさん」や、「牙狼〈GARO〉」「ウルトラマンマックス」といった人気特撮ドラマの脚本、舞台の演出など多彩に活躍している。

 本では、特撮界の第一人者に送った電子メールが縁で始まったドラマ制作や、俳優森本レオさんらとの共演、実相寺昭雄監督最後のウルトラ作品への参加などのエピソードを交え、「出会いは出会いを生み、仕事も広がっていく」としている。

 周りにうまく溶け込めず、トイレの中が居場所だったという小学校時代。日記や学級通信を通じて小林さんの書く楽しみを評価してくれた教師との出会いでは、「幸せな出会いは幸せな作品を生む。先生に読んでもらえるのがうれしくて、私は日々の日記を書きつづった」と記した。

 若手の映画監督や演出家、俳優らとの対談のほか、「ウルトラQ〜dark fantasy」などのシナリオやプロット(シナリオのたたき台)も収録。現在、初の劇場公開映画のシナリオを執筆中の小林さんは「何げなく目にしているテレビなどの裏側にいろいろな出会いや人のつながりがあることを知ってもらえたら」と話している。

 四六判、336ページ。1470円(税込み)。問い合わせは本社出版部(電話026・236・3377)へ。

(2009年3月10日掲載)



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読者レビュー(8件)
東京都世田谷区・男性さん(2009年07月01日 11:38) 評価:

自分は何故今も買い手の無い脚本を書いているのか?
これまで怖くて逃げていた究極の答えを、新たに見つめ直す機会になりました。
実は私は運に恵まれデビューは比較的早く出来たのですが、実力が伴わず、後が続きませんでした。
不安の中で足掻いていた私の本当に知りたかった事がこの本の中には、いたる所に書かれてあります。
小林さんの様に実績を残されている脚本家が悩みながら苦しんで仕事をしている事が赤裸々に書かれてある。傷つき血が滲むような文章で……。人と人だけでなく、人と本にも出合いがあるんですね。これから何度も読み返す本になりそうです。(愛読者カードより)


札幌市・32歳男性さん(2009年06月25日 23:44) 評価:

唐橋充さんのカットが良かったです。
小林雄次さんの脚本集を読んでみたいです(脚本の再録は良かったです)。
自分の幼少期と被る部分もあり、少々恥ずかしいですが共感できました。しかし、いろいろ実績があるにもかかわらず、けんきょな姿勢は好感が持てました。これからも頑張ってください。(愛読者カードより)


佐久市・30歳男性さん(2009年06月25日 23:41) 評価:

筆者の幼少期等の生い立ちに非常に共感。私も、作業療法を行う前は、深夜ラジオに投稿したハガキを読まれたことが、年に1〜2回ありました。私も、特撮(特に戦隊ものが好きで、ネタにも使いました)が好きで、筆者と似たようなことをしていました。脚本は自信がないですが、地元(長野県内)で、FMラジオ局の番組参加等できればと、改めて心に誓った内容でした。(愛読者カードより)


大阪市・56歳男性さん(2009年06月25日 23:35) 評価:

脚本や脚本家について、ほとんど何も知らずに本を購入しました。もちろん(失礼)著者の小林氏についても全く無知であります。私の10年と著者の10年と比べて、はるかに著者のそれが重い。エッセイで自分をさらけだすことは辛いという若者にとって(読んだ私にとっても)貴重な一冊になったと思う。これからの小林雄次を見て行きたい。(愛読者カードより)


浜松市・49歳女性さん(2009年06月25日 23:31) 評価:

「宇宙船」を立ち読みして、本書のことを知り、詳細を暗記、予約に走りました。約1カ月、長かったです。昨年7月GAROを知って以来どっぷりですが、何年か前の為いろいろ入手するのが大変でした。とくに小説版!!あり得ない金額でしたヨ!! もう何度も読み返してます。本書で、大好きな理由が判明した気がしました。分身を感じていたに違いない……。小林さんの書いたもの、小説でもエッセイでも何でも、何度でも読みたい。ドラマも、もちろん観たい。…だから…AH、こーんなスペースぢゃ、かけん(愛読者カードより)


長崎県東彼杵郡・29歳男性さん(2009年06月25日 23:26) 評価:

夢を叶えて仕事している君は、本当にすごい! 同じ歳だけど尊敬する。自分も楽しんで生きていきたい。じっくり読ませていただきました。ありがとうございます。(愛読者カードより)


北九州市・32歳女性さん(2009年06月25日 23:24) 評価:

幸運にも著者ご本人より名前付きサイン入りで購入する機会に恵まれました。普段本を読まない私が、大好きなドラマ<GARO>の脚本家ということで手にしたこのエッセイ。正直「暗いな…」と読み進めるのが一時おっくうになってしまいました。でも、その暗い過去や成功に至るまでの様々な苦労と正面から向き合い、人との出会いを大切にされた著者だからこそ、あのような素晴らしい脚本が書けるのだと気付きました。「偉い先生」というより人間らしい葛藤を抱えた「身近な存在」に変わりました。小林さんには特撮に限らず、広い分野でご活躍いただき、我々同世代に生きる勇気を与え続けて行ってほしいと思います。(愛読者カードより)


上田市・25歳男性さん(2009年06月25日 23:18) 評価:

長野県出身の方が自分の好きなジャンルの脚本を書かれているのがうれしいです!!(愛読者カードより)



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