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信毎の本ガイド

新更科紀行

新更科紀行

旅・歴史・観光  芭蕉は江戸時代前期の貞享5年(1688)、姨捨の月を見るために信濃路を歩き『更科紀行』を著しました。8月11日に美濃をたち木曽―松本―姨捨―善光寺―北国街道を経て中山道・碓氷峠越えまでの約270キロ、句を詠みながらの旅でした。翌年の「奥の細道」を生んだ重要な旅とも言われます。
それから320年、『更科紀行』にあやかりこの全行程を自らの足にのみ頼って歩きます。姨捨の長楽寺(千曲市)にある名句「俤や 姨ひとりなく 月の友」をはじめ、街道筋にある芭蕉の47句碑すべてを訪ねます。
 鉄道、車道ができる前に先人がたどった道を歩くことで、その人と同じ風景が見え感興に浸ることができます。日本の村落の原風景と現在の疲弊も見えてきます。古道を歩くことは文化遺産の再発見、村おこしにつながります。
著者の田中さんは50年も前から、この道を歩き続けている民俗・思想史家です。本書と一緒に思索の旅に出かけてみませんか。
 
 なお本書は読みやすいように「手で押さえなくても閉じない製本」(渋谷文泉閣)を採用しています。









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