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信毎の本ガイド

信州の布 これまでとこれからと

信州の布 これまでとこれからと

料理・生活・趣味  かつて人々が大切に保存してきた布や衣類が価値を失い、家の新築や世代交代とともにどんどん廃棄されている。本書は、このままでは捨てられてしまうしかない庶民の布から、信州の暮らしを振り返るとともに、思いのこもる古布を現代の生活に生かすさまざまなアイディア作品を型紙付きで紹介している。著者は独創的作風で知られる東筑摩郡四賀村在住の布工芸作家。
 第1章「思い出のひきだし」では、著者が、県下各地で採録した庶民の「衣」や「布」を、聞き書きをもとに、詩情豊かな文章で紹介。真っ白のさらし木綿で縫われた産着、子育ての必需品だったねんねこばんてん、「百軒からもらい集めた布できものを縫って着せると丈夫に育つ」という言い伝えを信じて体の弱い娘のために縫われた「百軒衣装」…。母親の子を思う心が、切々と伝わってくる。
 第2章「想いの布を今につなぐ」には、着物や古布を生かしだれでも作れるようにアレンジした作品が満載。針仕事は苦手という若い人でも切って貼る作業だけで簡単に作れる「名刺入れ」や「カード入れ」など入門的な作品も紹介。絹布の美しさと華やかさを現代に生かした「ワイン袋」「ティーコゼ−」、着物1枚から作るシンプルウエアなど、モダンな提案がうれしい一冊だ。



着物に込めた想い(By 日日抄録, 2006年10月03日 21:10)

信州の布 これまでと これからと図書館に新しく入ったものの中に、魅力的な布の本発見!色合いの懐かしい布や着物の写真にひきこまれる。添えられた短い文章も、そ...







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