(2008年6月 1日更新) 審査員

Hirotsugu Shimoda下田 博次さん

INTERVIEW

【しもだ・ひろつぐ】
 ジャーナリスト、NPO青少年メディア研究協会理事長、群馬大学特任教授。1942年生まれ、早大第一商学部卒。警察庁「少年インターネット利用に関する研究会」座長など歴任。市民主導のIT(情報技術)革命を唱え、子どものインターネット利用を考えるホームページ「ねちずん村」を主宰する傍ら、ラジオで若者や親に向けインターネット・携帯電話の危険性を訴える番組を企画・放送している。06年7月から07年4月にかけて信濃毎日新聞くらし面に「続・ケータイの落とし穴」を連載した。

Tsuyoshi Takashiro高城 剛さん

最近は、SNSが一般的になり、特にある特定のジャンルに絞ったSNSが人気です。音楽だったり、レストランだったり。ひょっとしたら、ある地域限定のSNSや、その地域の食材だけに特化したSNSなども面白いかもしれません。インターネットは、世界中をつなげることがひとつの特徴になって拡大を続けてきましたが、SNSに限らず、今後はある特定の地域に関するコミュニティが盛んになることでしょう。そこは、その地域の人々と、そこに訪れるゲストによって構成されます。そう、一般的な旅行と同じなのです。世界とつながりながら、他にはない地域の特色を織り込む。それこそが、シンク・グローバル、アクト・ローカルと呼ばれる、インターネット時代の考え方なのです。

【たかしろ・つよし】
六本木ヒルズのCM、ルイヴィトンのアニメーションなどの映像や、ナイキ・エアマックス、ソニーAIBOなど、話題の商品の立ち上げを、数多く手がける。近年ではDJとしても国際的に活躍し、話題の「元気ロケッツ」のセカンドシングル「Breeze」のリミックスは、わずか1週間で完売のセールスを記録した。最新作として、NYのレーベル”KING STREET SOUNDS”の15周年のアニバーサリーを記念した初のリミックスアルバムが、7月上旬に、発売予定。

Kimiko Mitsui 三井 貴美子さん

手軽に開設できるブログの登場などで、情報発信の場としてすっかり定着したインターネットですが、利用者が増える反面“書く側”“読む側”両方のモラルが問われる出来事も多く見られるようになってきました。不特定多数の人が閲覧するインターネット上で無責任な発言をしてしまったり、気に入らないコメントや不用意な発言をしてしまった人のブログやホームページを荒らして閉鎖や一時休止に追い込むといった、長年ネットを楽しんできた者にとって淋しい気分になる事件もたびたび目にするようになってきました。そのため好きなことを自由に書いたり、友人などとのコミュニケーションの場として、SNSなどの“閉じられた空間”を選ぶ人も多くなってきたのではないでしょうか。
  しかし、これはインターネットの利用が一般的になってきたことの証拠でもあります。そんな中で「今の時代にマッチしていて、しかも新鮮で楽しめるホームページとは何だろう?」「そもそも何を発信するのが良いのだろう?」と自問自答する今日この頃ですが、このコンテストでその答えのヒントになるホームページに出会えたら嬉しいな・・・ということで、今年も多数のご応募をお待ちしております!

INTERVIEW

【みついきみこ】
長野県出身のデジタルライター。大学時代はデザイナー志望だったが、シンクタンク系企業に就職。プログラマーやマーケティングの仕事に携わった後、フリーに。以後データベース構築や、Webデザインなどパソコン関連の業務を行ううち、ひょんなことからライターに転身。99年に東京から塩尻市に転居し、インターネットを利用して単行本・雑誌やウェブサイトの記事、レビュアーといった執筆活動を続けつつ、実家の喫茶店も経営。お菓子も作れるライターとして新境地の開拓も狙っている。母の遺志を継いで地元下諏訪の活性化にも積極的に参加中。著書に「憧れのマイホームページを建てる。」(翔泳社)など。

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