県教委は９日、今春行う２０１４年度高校入試について、志願者の第２回予定数調査の結果を公表した。公立全日制の前期選抜（自己推薦型入試）は志願予定者全体の３２・４％に当たる６７２７人が希望し、募集人員に対する倍率は１・５３倍（前年同期は１・５８倍）。一般入試の後期選抜の倍率は１・４３倍（同１・４２倍）だった。
調査は、既卒者を含む高校志願予定者２万７５２人に、昨年１２月１６日時点で第１志望校を聞いた。
公立全日制の前期の学科別倍率は、普通科１・４３倍、農業科１・８８倍、工業科１・４９倍、商業科１・５９倍、家庭科２・０１倍、特色学科１・３９倍、総合学科１・５０倍。普通科の学校別は、田川が２・８３倍で最も高く、次いで下諏訪向陽２・５２倍、岡谷東２・４２倍だった。
後期選抜は１万６９１７人が志望。普通科１・２４倍、農業科２・３２倍、工業科１・８９倍、商業科１・９５倍、家庭科２・２４倍、特色学科４・３８倍、総合学科１・９４倍だった。
定時制と多部制の前期選抜は３１２人が志望し、倍率は１・０１倍。後期選抜は５０８人で倍率は０・６０倍だった。
私立は定員３７６５人に対し２４１３人が志望。県外高校の志望者は４３７人、未定は１６９人だった。
公立高校の前期選抜は２月６日（一部は７日）に実施。後期選抜は３月１１日（一部は１２日まで）に行う。
