大町市の大町高校、大町北高校を統合し、2016年度の開校を予定している「大町岳陽(がくよう)高校」について、両校教員らでつくる大町新校準備委員会は10〜11月、生徒や保護者、住民向けの初めての地域説明会を、大町市、安曇野市など4カ所で開く。
これまでに明らかになっている新校の概要は、2学期制で、主に難関大進学を目指す「学究科」(2学級)、進学・就職に幅広く対応するコース制の「普通科」(4学級)を設けるという内容。現在、大町高校の校地で新校舎などの建設が進んでいる。14年度、15年度の大町、大町北の入学生も16年度開校の新校に合流するため、新校準備委が詰めている教育課程や生徒募集の概要を説明する。
新校準備委によると、来春入学者からの統一制服の導入(デザイン検討中)が既に決まっている。現在の両校クラブ活動の継続や、大町の全校登山、大町北のアジア・アフリカ難民支援運動といった特徴的な行事も存続する方針といい、出席者の質疑に応じるとしている。
説明会日程は次の通り。時間は全て午後6時半〜8時。
▽10月17日 大町市サン・アルプス大町▽22日 安曇野市穂高交流学習センターみらい▽24日 白馬村社会福祉ふれあいセンター▽11月8日 池田町公民館