信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

都市大塩尻の新校舎概要 「学習支援センター」新設へ
2013年5月23日掲載

 東京都市大塩尻高校(塩尻市)は22日、2014年度からの学科再編に合わせ、新たに建設する校舎や体育館の概要を発表した。施設面を充実させるため新校舎などはことし8月に着工し、15年3月完成の予定。

 学科再編は、現行の普通科と総合工学科を普通科にまとめ、14年度から普通科内に「ものづくり」の基礎を学びながら大学進学を目指す「サイエンステクノロジーコース」を新設する。

 西側にある既存校舎を取り壊して、4階建て校舎と、体育館を新築。現在の本館と実験実習棟などは改修する。新校舎には、自習や個別指導が受けられる学習支援センターを新たに開設する。放課後などに現役の大学生が生徒に勉強を教える仕組みづくりも進める。新体育館は1060人収容の多目的ホールを兼ね、筋力トレーニングができる施設も設ける。

 同校の小池財司事務長は「学習支援センターは夜間や休日も生徒に開放し、大学進学を支援していきたい」と話している。


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