信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

大町の新校名「大町岳陽」 16年度に開校予定
2013年2月28日掲載

 大町市の大町高校、大町北高校を統合し、2016年度に開校する予定の新校について、両校教員らでつくる新校準備委員会は27日、新校名を「大町岳陽(がくよう)高校」に決めたと発表した。4月にも県教委に具申し、県議会の議決を経て正式決定される。

 準備委は昨年7月にPTA関係者らを交えた14人の校名選考委員会を設け、中信地方を中心に公募で寄せられた352件、179案を6回の審議で絞り込んだ。北アルプス山麓の土地柄から山岳にちなむ案が多く、「大町岳陽」案は3件あったという。

 準備委代表の下坂一俊・大町高校長は選定理由について、より高みを目指すイメージの「岳」と明るく能動的な動きを表す「陽」の組み合わせに触れ、「北アに抱かれた自然環境の下で切磋琢磨しながら、日が昇るごとく育ってほしいとの願いを込めた」と述べた。

 新校は大町高の校地・校舎に建設。2学期制で、進学重視の学究科2学級と、幅広いコースを備えた普通科4学級を予定している。


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