信濃毎日新聞ニュース特集

どうする高校改革

第3通学区 岡谷東・南は進学型に
2006年3月31日掲載
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 第3通学区では、岡谷東と岡谷南を統合し、進学対応型の全日制単位制校とする。普通科8学級とし、理系大学への進学を目指す理数系、英語やポルトガル語などの語学教育のほか文系大学への進学を目指す国際文化系、総合進学系の3つの選択科目群を設ける。当面、総合進学系は岡谷東の校舎を主に活用、将来は岡谷南の校舎に統合していく。
 箕輪工業の全日制を廃止して多部制・単位制校に転換し、上伊那農業定時制を統合する。午前部2学級、午後部と夜間部を各1学級設置。自然科学系、人文国際系をはじめ、工業科目などを履修できる専門学科系、基礎をじっくり学ぶ文化教養系の4つの選択科目群を設定する。地域の人材を外部講師として活用。第4通学区の松本筑摩に設置される通信制課程のスクーリング(面接授業)や学習会場にも利用する。
 飯田長姫と飯田工業の全日制・定時制を統合。全日制は職業教育主体の専門高校とし、工業科5学級(機械、電子機械、電気、土木、建築)と商業科1学級を設ける。定時制は単位制で普通科2学級を設ける。


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