<前の記事 | トップ | 次の記事>

写真句集、今度は「犬と一茶」 信濃町の記念館と共同編集

 上水内郡信濃町の一茶記念館は、江戸時代の俳人で同町出身の小林一茶(1763〜1827年)が好んで俳句に詠んだ猫と犬の写真を募集する。4月に信濃毎日新聞社が同館と共同で編集し、出版した写真句集「猫と一茶」の第2弾と、新たに出版する写真句集「犬と一茶」に使う。

 募集する写真は選考のうえ、一茶の句と組み合わせて掲載する。4月に出版した「猫と一茶」には全国から約1200点が寄せられた。同館などによると、その後、第2弾の発行を求める声や犬の写真句集も作ってほしいといった声が寄せられていた。

 一茶には動物を詠んだ句が多く、そのうち猫は330句余り、犬は230句余りある。同館は「人間に寄り添ってきた猫や犬の表情や行動から、一茶の俳句や時代に関心を持ってほしい」としている。

 写真の募集は10月1日〜11月30日で、写真の説明文、住所、氏名、年齢、連絡先(電話番号やメールアドレス)も添える。プリント(カラー2Lサイズ)は郵送で、同館(〒389―1305 上水内郡信濃町柏原2437の2)か、信濃毎日新聞社出版部(〒380―8546 長野市南県町657)へ。

 メールの場合は、同社出版部の「猫と一茶」係(neko@shinmai.co.jp)か「犬と一茶」係(inu@shinmai.co.jp)へ。問い合わせは同館(電話026・255・3741)へ。

<前の記事 | トップ | 次の記事>

インフォ内検索

発信元


記事アーカイブ

信濃毎日新聞社