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「美人画の黄金期」中心に70点 長野で10日から作品展

 女性の美しさを描いた近代の日本画を集めた作品展「雪月花美人画の四季」は10日から、長野市若里の水野美術館で開きます。同美術館、信濃毎日新聞社、信越放送主催。国内有数の美人画コレクションで知られる培広庵(ばいこうあん)コレクションから、約70点を展示します。

 江戸時代の浮世絵に代表されるように、女性美は日本美術でも主要なモチーフでした。明治に入ると西洋美術の影響などで「美人画」として発展。今回の企画展は「美人画の黄金期」と呼ばれた大正から昭和初期の作品が中心で、菊池契月(中野市出身)、寺島紫明、上村松園、山川秀峰といった作家が名を連ねています。

 初日の10日9時半からは、今回の展示を監修した美術評論家の加藤類子さん(元京都国立近代美術館主任研究員)によるギャラリートークも。

 9月23日まで。午前9時半〜午後5時半(入館は午後5時まで)。月曜日休館(祝日の場合は翌日)。入館料は1000円で高校生以下無料。着物での来館者は半額。

 問い合わせは水野美術館(電話026・229・6333)へ。

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