信濃毎日新聞社は、創刊１４０周年を記念して７月１３日から、長野市の県信濃美術館で「近代日本洋画の巨匠　黒田清輝展」を開きます。明治から大正の日本洋画界に多大な影響を与え、「近代洋画の父」とも呼ばれる黒田清輝（１８６６―１９２４）の作品約１５０点を一堂に展示します。

　黒田は、法律家を目指してフランスへ渡りますが、パリで絵画に興味を抱いたのを機に、外光派の画家ラファエル・コランに師事し西洋の本格的な絵画技術を学びます。帰国後は、それまでになかった明るい外光表現を日本へもたらし、後進の育成にも励みました。本展では、代表作「湖畔」、「智・感・情」（いずれも重要文化財）を含めて、初期から晩年までの作品を並べ、その功績をたどります。

◇会　期　２０１３年７月１３日（土）〜８月２５日（日）
　午前９時〜午後５時毎週水曜日休館（８月１４日は開館）

◇会　場　長野県信濃美術館（長野市箱清水１―４―４　城山公園内）

◇主　催　長野県、長野県信濃美術館、信濃毎日新聞社、東京国立博物館、東京文化財研究所

◇共　催　長野県教育委員会、（公財）信毎文化事業財団

◇観覧料　▽当日券大人１２００円、大学生１０００円、高校生以下無料▽前売り券　大人１０００円（販売は７月１２日まで）

◇前売り券プレイガイド　信濃毎日新聞販売店、ながの東急ほか