長野オリンピック記念長野マラソン大会組織委員会は６日、長野市で４月２１日に開いた第１５回大会後のチャリティーオークションの収益金１０万７千円を県社会福祉協議会（長野市）に寄付した＝写真。

　組織委副会長の猪股征一・信濃毎日新聞社代表取締役副社長が県社協で腰原愛正会長に手渡した。寄付金は、交通遺児に贈る見舞金と就職激励金の原資となる基金に積み立てて活用するという。

　オークションでは、ギリシャからの招待選手ディミトラ・イォルダニドゥさんとイオアニス・マグリオテリスさん、長野マラソンを最後に引退した前日本記録保持者の藤田敦史さん、シドニー五輪金メダリスト高橋尚子さんのランニングシャツなど計８点を一般参加のランナーが競り落とした。