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第20回信毎賞 2氏2団体に

 信濃毎日新聞社と信毎文化事業財団は31日、「信毎賞」表彰委員会を長野本社で開き、第20回信毎賞を2氏2団体に贈ることを決めました。

 信濃毎日新聞創刊記念日に当たる7月5日、長野市のホテル国際21で贈呈式を行い、正賞のブロンズ像「耀(かがや)く」と副賞(100万円)を贈ります。

 信毎賞は創刊120周年を機に1994年に創設。文化、社会、教育、産業、スポーツなどの分野で著しい功績を挙げた県関係の個人、団体に贈ります。

 第20回の受賞者は次の通りです。

   (敬称略、順不同)


 井出 孫六(いで・まごろく)(81)

 作家。半世紀近い文筆活動を通して、満蒙(まんもう)開拓、秩父事件など、足元の近現代史を掘り起こした。国家と民衆という現代に通じる問題を追究し続けている。佐久市臼田出身。


 鈴木 敏文(すずき・としふみ)(80)

 セブン&アイ・ホールディングス会長兼最高経営責任者(CEO)。コンビニエンスストアを独自の流通システムや商品、サービスで根付かせた。埴科郡坂城町出身。


 上伊那郷土研究会

 上伊那地方の歴史、民俗、芸術、自然など幅広い分野を扱う月刊学芸誌「伊那路」を56年間にわたって発行。地域に根差した研究発表の場を提供し続けている。


 伊那史学会

 飯田下伊那地方の郷土史研究家らで構成し、1938(昭和13)年創刊の月刊郷土史誌「伊那」を刊行。同誌は戦時下で廃刊になったが、52年に復刊させた。

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