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2013年5月31日〔メディア局〕
松本市出身の前衛芸術家草間弥生さん(84)の半生を振り返った本紙文化面の連載が、「草間彌生 前衛の軌跡」として出版された。2012年2月から10月まで連載した23回の記事に一部加筆修正し、和文と英文を併記した。作品や草間さん自身の写真を増やし、昨年10月に松本市美術館で開いたイベント「アーティストトーク」で草間さんが語った全内容を掲載するなど、内容を充実させた。
連載と同じく、作風の変遷を時系列で追った。アンディ・ウォーホールら世界的に著名な芸術家との親交についても紹介。写真家の森山大道さん(東京)ら続く世代の芸術家が草間作品の魅力を語る章もある。県内で草間さんの作品を見られる主な美術館も紹介した。
掲載作品数は、初期から最新シリーズまで32点。昨年のアーティストトークの内容に加え、松本で初個展を開いた1952(昭和27)年、地元誌「信濃往来」に寄せた芸術論「美術への眼(め)を開け〜一画人の訴え」を新たに収録した。23歳の草間さんの芸術に懸ける決意に触れることができる。
A5判変型、176ページ。1995円。信濃毎日新聞社刊。書店、信毎販売店で販売している。
写真説明:刊行された「草間弥生 前衛の軌跡」