第３１回囲碁地区対抗戦・信州最高位戦（日本棋院県本部・信濃毎日新聞社主催）は最終日の１２日、個人戦の信州最高位戦を長野市内のホテルで開き、下伊那郡高森町の吉川文雄さん（６３）が通算４度目の優勝で２連覇した。

　前日の地区対抗戦に出場した県内４地区の計２０人のうち、成績上位だった８人がトーナメント戦で競った。決勝戦は吉川さん＝写真左＝と、長野市在住で中国籍の韋華さん（３９）＝同右＝が対局。吉川さんが１６３手で中押し勝ちした。吉川さんは「強敵がそろっている大会。運良く勝てた」と振り返った。韋さんは「来年また頑張る」と意気込んだ。３位は岡谷市の武林俊之さんと長野市の石割八洋さんの２人だった。