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一茶生誕250年記念「フォト×俳句選手権」 25日から受け付け

 上水内郡信濃町で10月5、6日に開く「信濃紀行第4回全国フォト×(かける)俳句選手権」は25日、事前投稿作品の受け付けを始める。ことしは同町出身で俳人の小林一茶生誕250年の節目に合わせ、事前投稿の全国公募の部内に「一茶生誕250年記念の部」を設ける。これまでと同じ俳句・写真とも自由の「自由題の部」に加え、一茶の句に自作の写真を組み合わせてコラボレーションの妙を競い合う。

 選手権は信濃毎日新聞社主催。ニコン、ニコンイメージングジャパンが特別協賛。ことしから自由題の部からグランプリを選出する。賞品はレンズ交換式デジタルカメラ「Nikon1 S1」。一茶記念の部は、写真家中谷吉隆さん、俳人坊城(ぼうじょう)俊樹さん(ともに木曜「フォト×俳句」欄選者)選による「一茶50句」から句を選び、思い思いの写真を付ける。自由題、一茶記念の部ともに5作品まで無料で投稿できる。

 10月の選手権・吟行大会は同町柏原の一茶記念館を主会場に開く。初日は作品づくりで、午後5時までに作品(1人3点まで)を提出。2日目に行う公開審査では、出場者の作品1点ずつを講評し、優秀作を表彰する。定員100人程度。参加費千円(高校生以下無料)。小学生以下の子どもと保護者のペアで作品をつくる「ファミリー賞」の部も千円で出場できる。

 審査は、事前投稿2部門を中谷さんと坊城さんが担当。自由題の部の高校生以下の作品は、俳人の神野(こうの)紗希さんが審査する。吟行大会では中谷さん、坊城さんと、川柳作家やすみりえさんが前回に引き続き審査を担当。フランス出身で長野市在住の俳人マブソン青眼(せいがん)さんが新たに加わる。

 事前投稿2部門への投稿と吟行大会の参加の申し込みは、いずれも25日から、選手権ホームページ(http://www.shinmai.co.jp/photo−haiku/)などで受け付ける。事前投稿の締め切りは8月25日(必着)。

 選手権要項のチラシと「一茶50句」リストの希望者は、住所、氏名、電話番号、必要枚数を明記し「申込書請求」と書いて、はがきかメールで信濃毎日新聞社事業部内「フォト×俳句選手権」事務局(〒380―8546 長野市南県町657、kakeru@shinmai.co.jp)へ。問い合わせは平日に同事務局(電話026・236・3399)。

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