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8月開講「信州岩波講座」 テーマは「岐路に立つ日本」

 「信州岩波講座」実行委員会は26日、須坂市内で総会を開き、第15回となる本年度の活動計画を決めた。本年度の基本テーマは「岐路に立つ日本―決めるのは私たちです」。同市メセナホールで8〜9月、計3回の講座を開く他、10月には第15回記念の特別講演もある。

 初回は8月11日で、「歴史認識と日本の選択」が主題。元外務省国際情報局長の孫崎享(うける)さんの講演と、孫崎さんと中馬清福・信濃毎日新聞社主筆の対談がある。

 9月8日の2回目は「政治を主権者の手に」が主題で、作家の落合恵子さんが講演する。同21日の3回目の主題は「不安の時代を生きる」で、映画監督の山田洋次さんが講演する。

 10月26日の第15回記念特別講演では、作家の大江健三郎さんが「本の力」をテーマに話す。

 このほか、高校生が中心になって企画・運営する「信州岩波講座高校生編」、東日本大震災で被災した子どもたちへの図書の贈呈も計画している。

 同実行委は、須坂市、岩波書店、信濃毎日新聞社、NPO法人「ふおらむ集団999」などでつくる。昨年度は、計3回の講座と高校生編を延べ1211人が聴講した。

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