「信州岩波講座／まつもと」の実行委員会は５月２５日午後１時半から、作家の高村薫さんを招き、「私たちはどういう時代に生きているのだろうか」と題した講演会を、松本市のまつもと市民芸術館で開く。

　実行委は女性の社会奉仕団体「松本ゾンタクラブ」、岩波書店、松本市、信濃毎日新聞社などで構成。高村さんは作家活動のほか、社会・政治問題についての評論を手掛けている。チェルノブイリ原発事故以来、原発問題にも関心を持ち、原発をテーマにした作品も発表している。聴講者との質疑応答の時間も設ける。要約筆記がある。

　受講料千円。チケットは笠原書店南松本イオン店（松本市）、平安堂あづみ野店（安曇野市）などで販売している。申し込み順で１０人まで、託児も受け付ける。

　問い合わせは、実行委事務局の信濃毎日新聞松本本社（電話０２６３・２５・２１５３）へ。託児の予約と問い合わせは（電話０８０・２３３３・７５２７）へ。