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2013年4月18日〔長野マラソン〕
長野市の善光寺一帯で、市内で21日に開かれる第15回長野オリンピック記念長野マラソン大会を応援する動きが活発だ。同市大門町の住民らは「とんでけ〜!」と記したのぼり旗を初めて設置。善光寺は山門前に「出場者の健闘を心からお祈りします」と書いた看板を置き、境内にある「仏足跡」への参拝をランナーたちに勧めている。
大門町ののぼり旗は、国道406号と中央通りが交わる大門交差点と、南側の大門南交差点に設置。ランナーに地元らしい声援を送ろうと、方言で「走る」を意味する「とぶ」を使った。「大門町みんなで、走るあなたを応援します」とメッセージも入れた。
大門町前区長の高坂昭光さん(63)が、昨年の同マラソンで大勢のファンが沿道で応援する姿を見て、大門町からも声を届けようと発案。「のぼり旗を見て走りに勢いをつけてほしい」と期待する。
石に釈迦(しゃか)の足跡を刻んだ善光寺の仏足跡は約40センチ四方。看板は「足腰健全を願われる方」に向け、山門の西側にあると示している。仏足跡前で手を合わせた主婦木山三代子さん(70)=京都市=は「自分の膝の痛みが治りそう」と笑顔。「ランナーの健闘を祈っています」と話した。
写真説明:大門交差点に立てた応援ののぼり旗