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新輪転機が完成・始動 塩尻製作センター

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 信濃毎日新聞社は、「塩尻製作センター」(塩尻市広丘高出)に新輪転機を導入し、19日、現地で完成・始動式を開いた。輪転機1セット(系列)を更新したことで、同センターの輪転機3セット全てで毎時9万部の高速印刷ができる体制が整った。

 新輪転機は48ページ中24ページのカラー印刷が可能。新たな空調の仕組みを取り入れたことで、輪転機を制御する基盤の長寿命化と輪転機の結露解消につなげ、環境への負荷を低減させた。

 式典には、小口利幸塩尻市長、山田正治塩尻商工会議所会頭ら地元の行政・商工関係者、輪転機や空調設備納入などの各社関係者ら計約40人が出席。信濃毎日新聞社の小坂壮太郎社長は「質の高い印刷をし、信頼される新聞製作に努めていきたい」とあいさつした。小坂社長がスイッチを押すと、新輪転機が始動し、8ページの記念特集を刷り上げた。

 信濃毎日新聞は最大40ページフルカラーで発行。1994年に稼働した塩尻製作センターは長野製作センター(長野市)と並ぶ印刷拠点で、中南信地方に配る信濃毎日新聞朝刊20万部余のほか、松本平タウン情報などを印刷している。

写真説明:塩尻製作センター新輪転機(左奥)の完成・始動式でテープカットする小坂壮太郎・信濃毎日新聞社社長(右から2人目)ら出席者=19日午前11時5分、塩尻市広丘高出

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