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須坂で「フォト×俳句」展 グランプリの部全60点紹介

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 信濃毎日新聞社は14日、写真と俳句のコラボレーション作品の全国大会「信濃紀行 第3回全国フォト×(かける)俳句選手権」の作品展を、選手権開催地となった須坂市の笠鉾(かさぼこ)会館ドリームホールで始めた。10月半ばの選手権当日、市内を撮影・吟行して競った「グランプリの部」全出場者の作品60点を紹介している。

 最高賞の「グランプリ」は、市内の八丁鎧塚(よろいづか)古墳を撮影し、「騎馬の民秋風にのり鎧塚」と詠んだ水戸市の打越(うちこし)栄さん(65)の作品。展示では、グランプリを含む入賞作24点の他、「脱走劇」を繰り広げて有名になった須坂市動物園のフンボルトペンギンや、蔵の街並みに残る小路などに目を向けて、思い思いの句を付けた作品も目を引く。

 フォト×俳句は、句と写真が掛け合わさることで味わいが広がる。その魅力を知る手掛かりとして、「グランプリ」を選考する決勝審査の模様を伝える、本紙特集紙面も併せて掲示した。

 作品展は、須坂市文化振興事業団との共催。1月16日まで。会期中、年末年始の12月29日〜1月3日は休み。無料。

写真説明:第3回全国フォト×俳句選手権「グランプリの部」の全出場者作品を集めた展示

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