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「フォト×俳句」入賞作全80点 長野本社ロビーで展示

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 信濃毎日新聞社は、写真と俳句のコラボレーション作品の全国大会「信濃紀行 第3回全国フォト×(かける)俳句選手権」の入賞作品展を、21日から長野市南県町の長野本社1階ロビーで始めた。10月半ばに須坂市で開いた選手権後、初の展示。入賞作全80点をパネルにして紹介している。

 選手権当日に撮影・吟行して競った「グランプリの部」は、須坂市の八丁鎧塚(よろいづか)古墳を撮影し、「騎馬の民秋風にのり鎧塚」と詠んだ水戸市の打越(うちこし)栄さん(65)のグランプリ作品をはじめ24点を展示。過去最多621点の応募があった「全国公募の部」は、優秀作、入選など入賞作53点を飾っている。

 今回から新設された、小学生以下の子どもと保護者が合作して競う「ファミリー賞」の部は受賞作3点を展示。長野市の堀内花音(かのん)さん(小学5年)と弟の貫太君(3年)が父母と作った作品は、振る舞われたきのこ汁を挟んで姉弟が見せる表情を捉えた写真に「きのこじる早くぼくにものませてよ」の句を付け、見る人のほほ笑みを誘う。

 展示は12月12日まで(日曜、祝日を除く)。午前8時45分から、月〜金曜は午後6時まで、土曜は午後5時まで。

写真説明:全国フォト×俳句選手権の全入賞作を集めた作品展

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