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2012年10月 7日〔編集局〕
信濃毎日新聞社は6日、信毎こども記者クラブの取材教室「脚本家にせまる!シナリオ作りにふれよう」を上田市の上田創造館で開いた。講師は、ドラマや特撮映画などの脚本を手掛ける長野市出身の小林雄次さん(33)=東京。県内の小学生18人が、脚本家の仕事について聞いた後、信濃毎日新聞のキャラクター「なーのちゃん」を主人公にしたシナリオ作りに挑戦した。
小林さんは、シナリオは映画やドラマなどの設計図とし、「登場人物のせりふだけでなく、場所を記す『柱』、役者の動きや周りの風景を説明する『ト書き』でできている」と説明した。
体験では、なーのちゃんの性格や住んでいる場所、ドラマの中の決めぜりふなどを自由に設定した後、自分となーのちゃんのやりとりをシナリオに書いた。完成すると、「劇空間夢幻(むげん)工房」の劇団員、岩間健児さん(31)=長野市=がなーのちゃん役となり、18人全員を相手に演じた。
子どもたちが描いたなーのちゃんは、20年後の世界にいて自然を守ろうとしたり、月の国に住んでいたり、いつも空腹でこども記者を食べようとしたりとさまざま。岩間さんとのやりとりに、会場は拍手や笑い声が絶えなかった。
【写真説明】子どもたちがシナリオを作り、実際に演じてみた取材教室