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2012年10月 7日〔編集局〕
信濃毎日新聞建設標「やまびこ」欄の投稿者ら有志でつくる「信州ウソくらぶ」の合宿が6日、上田市菅平高原のホテルで1泊2日で始まった。この夏、菅平で合宿したラグビー日本代表と同じように「自分たちも合宿で技量を高めながら親睦を深めよう」と、初めて合宿を菅平で企画。県内外の14人が参加し、初日は、世相を表した短文「コント」の出来栄えを競った。
大会前に出された宿題は、合宿にちなんで「合」と「宿」。政治家の「合言葉」を「金と票」として皮肉ったり、汗をかくラグビー選手と「うそ(コント)」を書くウソくらぶ会員を対比したりした作品が集まり、初日に参加者の投票で一〜三席を決めた。
「合」で一席になった「ぼへみ庵(あん)」こと細谷康夫さん(67)=東京都立川市=は「選ばれるとは思っていなかったのでうれしい」。「宿」で一席の「エントツ」こと後藤繁幸さん(53)=長野市若里=は「コントを続けてきて良かった」と話した。
信州ウソくらぶは1970(昭和45)年に発足。長野、松本両市で年1回ずつ発表会を開いている。
▽宿題「合」
似合いの夫婦
ただ我慢強いだけです
―金婚
(東京都・ぼへみ庵)
▽宿題「宿」
領土 原発問題
未来への宿題が多すぎます
―子供達
(長野市・エントツ)
【写真説明】「宿」を題材にした作品を並べる「信州ウソくらぶ」の会員