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2012年7月30日〔編集局〕
信濃毎日新聞社は29日、須坂市で10月に開く「フォト×(かける)俳句」の全国選手権に向けた写真教室を、同市立博物館で開いた。小学生を含む県内の22人が参加。信毎「フォト×俳句」欄の選者で写真家の中谷吉隆さん(75)=東京都=が撮影のこつを教えた。
「フォト×俳句」は写真と俳句の組み合わせを楽しむアート。写真教室は、今月1日の俳句教室に続いて開いた。
中谷さんは撮影で重要な要素として(1)切り取る構図(2)逆光など太陽光の作用(3)シャッター速度―の三つを挙げた。例えば、逆光を利用すると立体的な写真になるとし、「(三つを)習得すれば素晴らしい写真が撮れる」と話した。
参加者は、博物館がある公園内を散策し、デジタルカメラで撮影に挑戦。水遊びする子どもなどを撮り、中谷さんから講評を受けた。
中谷さんの写真に合う俳句を詠む練習もあった。シャッター速度を工夫して噴水の水しぶきを撮影し、高評価を受けた地元の染色加工業、小林員正(かずまさ)さん(71)は「写真歴は20年くらいだが俳句は初めてで奥深い。選手権に向け勉強したい」と話していた。
写真説明:写真教室で、光の作用などを解説する中谷さん(右)