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2012年7月 3日〔長野マラソン〕
長野経済研究所(長野市)は2日、4月に長野市で2年ぶりに開催した第14回長野オリンピック記念長野マラソンの経済波及効果が9億5330万円だったとの推計をまとめた。参加選手の8割近くが宿泊、飲食代や買い物代などの支出が発生し、地域での消費に結び付いたと分析。同研究所は「他の地方都市のマラソンと比べても経済効果は高い」としている。
参加受け付けを済ませた9193人(招待選手を除く)を対象に、大会組織委員会と県世論調査協会が実施した出場者アンケートなどを基に算出した。
一般参加選手の受け付けが大会前日にあることから、県外者を中心に77%が宿泊したと推計。平均支出額は宿泊者が3万3247円、日帰りの人が1万1550円。選手の他に家族や競技仲間などの同行者も4千人余おり、それぞれ同額を使ったとした。
大会に合わせて県内観光地などを周遊した参加者は約6割。立ち寄った場所は、長野市の善光寺が34%、須坂・小布施8%、松代7%などと推計。宿泊者は1泊が8割、2泊以上が2割で計算した。
同研究所は、波及効果をより高めるためには、大会に合わせた小旅行プランの提案などで滞在日数を増やすことが重要としている。